オブジェクトの面にマテリアルを設定します。 設定は面ごとに行えるので、ひとつのオブジェクトに複数のマテリアルを設定することができます。 ここでは、マテリアルに、黄色と青色、放射、動画を設定してみました。

● 動画をYouTubeにアップしました。

注:動画内でBlenderにScreencast Keysをつかいキー操作を画面表示をしています。PC環境の影響か、キー表示がされないときがあります。気が付いたところは編集で追加していますが参考として使用してください。
 

マテリアルの設定
オブジェクト全体を設定する方法とFace(面)ごとに設定する方法があります。

【全体:Object Mode】
 左のCubeは、Object ModeでCubeを選択後、
 Diffuse BSDFでMaterial(黄色)を設定しました。

【Faceごと:Edit Mode】
 右のCube.001はObject Modeで選択後、Edit Modeに変更、
 面を選択、選択した面ごとにMaterial.001(青色)、Material.002(#0FBD8E)を設定しました。

[オブジェクト全体を設定]
 

1) Object Modeに。
2) Cubeをクリックし選択。
3) Materialをクリック。

4) Materialの選択。
 (通常は1つが表示されています)

5) Materialの内容を設定。
 

 4) 詳細:Materialの選択
 

①or② 名前の変更はここをダブルクリックし行います。
② Materialが複数ある場合はクリックして選択。
③ 他のObjectに使ったマテリアルを使う場合はここをクリックし選択。
④ 新しく作成する時は+をクリック。
⑤ +をクリックして作成されたマテリアル。

 
 

 5) 詳細:Materialの内容を設定
 

① 選択されているMaterialを表示。
② Surface、クリックし表示されるShaderの中からDiffuse BSDFを選択。
③ Colorの色部分をクリックし黄色に。

Materialの設定はShader Editorを使うと便利です。  
 

[Faceごとにマテリアルを設定]
 

① Object ModeでCube.001を選択後、Edit Modeにします。
② Faceを選択。
③ マテリアルを設定するFaceを選択。
④ マテリアルを選択後、Assign
⑤ Shader Editorを使いマテリアルの内容を設定。
 

 ④ 詳細:マテリアルの選択
 

① クリックしマテリアルを選択。
 (Material.002を選択しました)

② Faceに設定。
Assign: Faceにマテリアルを設定。
Select:選択しでいるマテリアルが設定されているFaceを表示。
Deselect:
 
選択されているマテリアルのFaceを選択解除。
③ Selectで表示されたFaceとマウスで選択したFaceを表示。

Select実施後に表示されたFaceは、そのまま残るので、Material.002を選びSelect、Material.003を選びSelectすることも出来ます。
選択の解除はobjectの無いところをクリックしても行えます。

[マテリアルに動画を設定]
 
1)


① ダブルクリックし名前を変更。
どちらでも可能。

新しいマテリアルを作成する時、
+をクリック(②)、Newをクリック(③)。

 
2)Shader Editor
 


① Shift+A:Texture、ImageTextureで追加。
② Open Imageからtake1428_900.aviを選択。 png、mp4も選択できます。

③ 動画の長さ(使用するFrames数を設定)。
④ 明るくしたいのでDiffuseBSDFからEmissinに変更。


参考
Frames:動画の使用する長さ。出力する動画が長く、フレーム数が不足したときは最終Frameの画像が使われます。 1にすると静止画です。
Start Frame動画を動かし始めるフレーム番号、通常は1。
20にすると1-20フレームは1フレームの画像が使用されます。

3)動画を表示するFace(面)を選択
 

【複数のFaceの選択】
[Shift]+クリック、[C]、[B]を使い複数の面を選択できます。

Faceは、Faceごとに動画を設定すると簡単に設定できます。
でも、左のように複数のFaceを選んで、または、右のように連続したFaceを選んだままUnwrapすることも出来ます。
 

4)[u]キーでUnwrapを実行。Faceに表示する動画の範囲を設定
 


① クリックでFaceを選択。
 [Shift]+クリック。

② UV Editor。

[u]キーを押し、Unwrapを実行

[選択の切り替え]
③ Vertex、Edge、Face切り替え。

[操作]
選択:クリック、[Shift]+クリック、[A]、[C]、[B]
移動:[G]、回転:[R]、拡大縮小:[S]
 

5) 完成


左側のCubeに半透明、アクリル風のマテリアルを設定してみました。
 

Cubeに使用したマテリアル

 

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